既婚者であっても、人を好きになるというのはあり得ること。
今まで職場で、「好き」という感情が芽生えたことはありませんか?
職場恋愛はそもそも複雑ですよね。それが既婚者となると、より複雑です。
それでも「好き」なものは「好き」。
「好き」になること自体は良いことで、間違いではありません。
ただその「好き」が「同僚として」ではなく『恋愛感情』であれば厄介ですし、感情をどのように扱うかによって、自身の幸福はもちろん、職場の人々との関係にも大きな影響を及ぼします。
今回は、結婚してるけど職場に好きな人ができたら?既婚同士の両想いは成立する?についてまとめます。
- 結婚してるけど職場に好きな人ができたときの対処法
- 既婚者が好きな気持ちを抑える心理
- 両想いの既婚者同士の態度やサイン
結婚してるけど職場に好きな人ができたらどうする?
結婚生活は順調な中、職場で心ときめく人が現れた…こんな経験、意外とあるものです。
そんなとき、あなたならどうしますか?
想像してみてください。
例えばある日、あなたは新しいプロジェクトチームに配属されました。
そのチームメンバーの1人が、ときめくほど魅力的。
彼は仕事ができて見た目も自分好み、そして人間性も素敵・・!
そんな人がいたら、ときめかないわけがないね!
結婚しているのに、この新しい出会いにキュンとしてしまいますよね。
もし筆者がそんな状況になったら、出会ってときめいてから数日間は、特に何も考えずに「あの人素敵だな〜」と心が躍っていると思います。
ただ女性あるあるだと思うのですが、少し時間がたつと冷静になり、いろいろな考えが浮かんできます。
- 一瞬のときめきなのか?
- 好きなのか、ただの憧れなのか
- 仕事上の関係のままで良いのか、もしくは同僚以上の深い関係になりたいのか
- あわよくば恋愛関係に発展したいのか
上記のようなことを考えると、おのずとどうしたいか結論がでます。
大事なのは、この感情をどう受け止め、どう対処するかです!
まずは、自分の感情を否定するのではなく、正直に認めることから始めましょう。
「好き」という感情を抑えつけることはしなくて良いんです!
その後が重要です。
職場で好きな人ができたとしても、それは人間としてとても自然なこと。
しかし、既婚者としての「責任」と「節度」を忘れてはいけません。
一時的な感情に流されず、冷静に自分の立場を考える必要があります。
職場の人との関係は、プライベートとは異なり、仕事上のコミュニケーションが基本です。
だからこそ、職場での人間関係は慎重に扱うべきなのです。
好きな人ができたとしても、まずはその感情を心に留めて職場でむやみに行動に出さないように心がけましょう。
職場の好きな人で既婚者同士の両想いは成立する?
職場の好きな人で既婚者同士であろうと両想いはもちろん成立します。
結婚していても「好き」という感情は誰だってあります。
既婚者同士の場合、お互いに複雑な状況ではありますが、特別な感情を抱くことはあり得ます。
それが片思いなこともあれば、両想いなこともあります。
普通の恋愛と一緒です。
ですが、感情的には可能かもしれませんが、倫理的、社会的な観点から見ると、多くの困難や問題が伴います。
両想いは成立はするものの、状況は複雑なのです。
喜びよりも、「既婚者同士」ということが、負の影響を与える可能性があることを深く考えることが必要です。
その感情をどう管理するかが非常に重要。
どうするのが良いと思いますか?
それは、「好き」という感情だけでなく、「現実」も直視することです。
職場での関係は特に慎重に扱いましょう。
感情に流されないよう細心の注意を!
でも人間だから、抑えきれないほどの気持ちになる場合だってあります。
もし感情を抑えられないような場合は、信頼できる第3者、友人などに相談をして、気持ちを落ち着かせよう!
誰かに話すことで、高ぶった気持ちを落ち着かせることができます。
既婚者である自覚と、両想いになったとしても直面するであろう現実をしっかりと考えてみる必要があります。
好きな気持ちを抑える既婚者男性の心理3選
既婚者男性が職場などで新たに好意を抱く人が現れた場合、どうやって気持ちを抑えているのでしょうか。
ここでは、好きな気持ちを抑える既婚者男性の心理を3つ紹介します。
1.家庭を失いたくない(家庭への責任感)
好きな気持ちを抑える既婚者男性の心理は、「家庭を壊すつもりはない」「子どもを失いたくない」です。
既婚者男性の多くは、家庭に対する責任感が強いものです。
そして子どもがいるとさらに責任感は強くなります。
この責任感が、好きな気持ちを抑える大きな要因となります。
家族を大切に思う心が、一時的な感情に流されず、自制心を保つ助けになっています。
ただ、大切には思っていても、タイミング的に喧嘩をしていたり、何かしら家庭で問題が発生したりしているときだと、その責任感の強さが弱まってしまうこともあります。
2.仕事を失いたくない(仕事を失うリスク回避)
好きな気持ちを抑える既婚者男性の心理は、「リスクを回避したい」「仕事を失いたくない」です。
職場での不倫や異性との問題は、自分のキャリアに大きなマイナス影響を及ぼす可能性があります。
たとえば、不倫関係に発展してしまって、そのことが職場にバレたら、これまで築き上げてきた地位を失うことになってしまいます。
たとえ「好き」という感情はあっても、理性のある男性は自身の立場を冷静に考えてコントロールできるもの。
職を失うリスクを回避するため、既婚者男性は自然と感情を抑えるようになるのです。
3.地位を失いたくない(社会的評価の意識)
好きな気持ちを抑える既婚者男性の心理は、「周囲から好奇の目で見られたくない」「地位を失いたくない」です。
若い頃は遊んでいた男性でも既婚者となれば、社会的な立場や評価を重んじるようになる人は多いです。
既婚者として不適切な行動は、社会的な評価を下げることに直結します。
この意識が、好意を持っても表に出さずに気持ちを抑える理由の1つです。
やはり大人ですので、男性としても即行動にでることはなく、たいていの人は今の自分の状況などを踏まえて考えます。
学生時代の恋愛とは違うので、そう簡単に行動には移せません。
よくテレビでも芸能人が不倫して干されてることありますよね。
そういったニュースをよく見ると、「自分も気を付けないとな」と自然と思いますよね。
好きな気持ちを抑える既婚者女性の心理3選
既婚者女性は職場で別の人に心惹かれたとしても、その感情を冷静に、そして慎重に考えます。
ここでは、好きな気持ちを抑える既婚者女性の心理を3つ見ていきましょう。
1.生活を失いたくない(現実的思考)
好きな気持ちを抑える既婚者女性の心理は、「いまある生活を失いたくない」です。
もし好きな人と不倫関係になってしまったら家庭を失うリスクがあります。
これまで築き上げてきた家庭や子ども、マイホームなどを失うリスクと天秤にかけたら、冷静になるのが女です。
多くの既婚女性は、一時的な感情と現実の生活のバランスを取るのが得意です。
家庭という現実を大切にするため、新たな好意を抱いても、その時の「好き」という感情を抑制しようとする心理が働きます。
2.平穏に暮らしたい(安定性への配慮)
好きな気持ちを抑える既婚者女性の心理は、「平穏に暮らしたい」「安定こそ幸せ」です。
家庭生活の安定は多くの既婚女性にとって最優先事項です。
遊び相手は楽しいほうがいいけれど、結婚するとなると安定を求めるのと同じですね!
付き合う相手は顔で選んでいた女性でも、結婚相手を顔だけで選ぶ人は少ないでしょう。
婚活市場でも公務員や安定した職業の男性が人気のことを思えば、女性はいかに「安定性」を求める生き物かわかりますよね。
その時の感情を認めつつも、波風を立てることは避けたいという思いが大きいです。
3.自分を守りたい(自己制御の高さ)
好きな気持ちを抑える既婚者女性の心理は、「自分を守りたい」「一時の感情に流されたくない」です。
女性は一般的に、自己制御のスキルがとても高いと言われています。
職場で既婚男性に好意を持ったとしても、一時的な感情には流されず、不適切な行動に出ないよう自我をコントロールします。
無理に抑えようとしているわけではなく自然と抑制されるんですね!
男性と同じように女性も、むやみに行動はしません。
既婚男性が好きな女性にとる態度。職場では隠す?
既婚男性が職場で特定の女性に好意を持った場合、その態度はさまざまですが、多くは感情を隠す傾向にあります。
ここでは、既婚男性が好きな女性にとる態度と、その態度を職場で隠すケースについて考えてみましょう。
1.控えめな好意の表現
既婚男性が好きな女性にとる態度として、直接的なアプローチを避け、控えめな好意の表現をすることが多いです。
例えば、さりげなく相手の仕事を手伝おうとするなど。
「サポートしたい」という気持ちがあるのはもちろん、仕事を代わってあげたり、自分の頼れる姿を表現したりします。
他にも、会話の中で、軽い冗談を言い合ったりすることで、間接的に好意を示すことがあります。
相手に興味がなければ、仕事以外の話はしないですし、ましてや冗談なんて言いませんよね!
それって仕事以外でも相手と関わりたい、もっと知りたいという好意です。
控えめな好意の表現はさまざまですが、さりげなく関わりつつも「自然と仲良くしているだけ」という演出ですね!
2.プロフェッショナル表現
既婚男性が好きな女性にとる態度として、職場ではプロフェッショナルを貫くことがあります。
いくら好意を抱いていても職場は職場。プロフェッショナルでいなくてはいけませんよね!まずは仕事が最優先されます。
そのため仕事を第一と考える人は、職場では個人的な感情はほぼ出さずに、仕事上の関係を尊重しようと努めます。
これは、自分の感情をコントロールするとともに、職場の和を乱さないようにするためです。
まさにプロフェッショナル。
ただ好意を持たれているのか?というのは非常にわかりにくいです。
3.わかりやすい態度と行動
既婚男性が好きな女性にとる態度として、わかりやすく好意を表現することがあります。
控えてるように見せかけて、意外とアプローチしてくる既婚男性はよく女性を目で追っています。
プロフェッショナルとは違い、あからさまに態度に出てしまう男性も少なくないのです。
アイコンタクトを頻繁にしてきたり、他の男性よりも仲良いというのを見せつけたいのか馴れ馴れしく接してくる男性もいます。
「自分の女」とひそかに見せつけたいと考える人もいます。
職場でどういった態度を示すかは、本当に人それぞれです。
いくら相手に好意があっても、職場でどういった態度なのかによって、その好意もさらに高まることもあれば、逆に嫌いになってしまうこともあるかもしれません。
お互いに好意がある既婚者の職場での態度は?
既婚者同士が職場で互いに好意を持った場合、どんな態度をとるのでしょうか。
お互いの感情を認識、意識しつつも、職場という公の場での節度を保つことが求められます。
ここでは、お互いに好意がある既婚者の職場での態度について解説します。
1.慎重なコミュニケーション
お互いに好意がある既婚者の職場での態度は、慎重なコミュニケーションになりがちです。
互いに好意があることを知っている場合でも、明らかに親密な言動は避け、仕事の話題での交流が中心となるでしょう。
この慎重さは、周囲への配慮と自らの立場を守るためです。
むしろ意識しすぎて、今までよりもコミュニケーションをとらなくなってしまうこともあります。
2.非言語的なサインの交換
お互いに好意がある既婚者の職場での態度は、言葉に出せない感情として非言語的なサインで表されることがあります。
例えば視線を合わせて微笑み合うことや、些細なジェスチャーなど言葉を超えたコミュニケーションが行われることがあります。
極度にやりすぎでは無ければ、職場での節度を保ちながら、お互いの感情を確認することもできます。
3.特に変わらない
お互いに好意がある既婚者の職場での態度は、特に変わらないケースもあります。
仕事に対してのプロ意識が高かったり、お互いの好意を確認する前からとても仲良かったりした場合には何も変わらないこともあります。
お互い「好き」という感情を認識しただけで普段の態度はなんらかわりはなく、いつも通り過ごします。
結婚後好きな人と両想いのサイン5選
お互いに好意があるかどうかを見極めるために、結婚後好きな人と両想いのサインを紹介します。
1.視線の交わりが多い
結婚後好きな人とはよく目が合うことがあります。
特に、無意識のうちに相手のことを見てしまうことが多いです。
バレないように、と思っていても好きな人のことは見ていたいし、少しでも話す機会をつくりたいから、目線がどうしても向いてしまうことってありますよね。それは相手も同じです。
視線が頻繁に交わるのは、相互の興味の表れと言えるでしょう。
2.会話の内容が濃く頻度が多い
結婚後好きな人とは会話の内容が濃く頻度が多いことがあります。
好意を持つ相手との会話は、内容がより個人的なものになりがちで、会話の頻度も増えます。
興味のない同僚相手なら、仕事の話がメインでそれ以外は当たり障りのない会話になりますよね。
好意がある相手となら、お互いについてもっと知りたいという欲求が、会話を通じて表れるのです。
3.相手に対する配慮が増える
結婚後好きな人とは相手に対する配慮が増えることがあります。
相手を気遣う行動や、小さな親切が増えるのも、両想いのサインです。
相手の好みを覚えておき、それに合わせた行動を取るようになるなど、より細やかな配慮を見せるようになります。
4.身体言語が増える
結婚後好きな人とは身体言語が増えることがあります。
好きな人とは接点を持ちたいと考えるのが普通で、無意識のうちに相手に近づくような身体言語が増えます。
例えば、話をする際に身体を相手に傾ける、相手の近くにいることが多くなるなど、身体で興味を示す行動が見られます。
5.共通の趣味などを共有するようになる
結婚後好きな人とは共通の趣味などを共有するようになることがあります。
お互いの関心事や趣味について話す機会が増え、それを通じてより深いつながりを感じるようになります。
共通の話題で盛り上がることが多くなるのも、両思いの可能性を示唆しています。
以上、5つ紹介しましたが、もちろんすべて絶対にこのサインがあるから好意があるとは言えません。
ただしこれらは相手に興味がなければ表さないサインです!
職場の既婚者が好きすぎるときの対処法
職場で誰かを好きになることは自然なことですが、既婚者が別の既婚者を好きすぎるとき、職場の雰囲気や自身の精神状態に影響を及ぼすこともあります。
ここでは、そんな時の対処法について考えてみましょう。
とにかく1番大事なのは、「冷静」になることです!
「好き」という感情だけしか考えなければ、行動も同じように突っ走ってしまいます。
高校生時代の恋愛を思い出してみてください。
後先考えずとにかく「好き」という感情で行動してきませんでしたか?
そんな行動は学生までにしてください!
大人になってから、そして既婚している以上軽はずみな言動や行動は危険です。
冷静になることで、好きすぎる感情を抑えることができます。
そして、時間が解決してくれます。
もし自分1人で考えても落ち着かない場合は、相談できる人を見つけるのも良い方法です!
信頼できる人に相談することで感情を整理し、対処法を見つけることができます。
客観的な意見を聞くことで、状況をより明確に把握できるようになります。
1人で考えると、1つの視点からしか見れないことが多いですが、友人と話すことで友人の意見ももちろんですが、他の視点でもみれるようになってきます。
そして1人で抱え込むと、良くない方向に考えてしまいがちです。
とてもセンシティブな内容ではありますが、1人で抱え込まずに信頼できる人に相談することをおすすめします。
第3者の意見を聞くことで自分のことを客観的に見れるようになりますよ。
職場の好きな人で既婚者同士の本気度を図る方法は?
職場で互いに特別な感情を抱く既婚者同士がいる場合、本気度を測ることは非常にむずかしいですが、本気度を知ることは、自分自身の感情と今後の行動を決定する上で重要ですよね!
ということで、職場の好きな人で既婚者同士の本気度を図る方法をご紹介します。
1.会話の深さ
本気である場合、会話の内容はより深く、個人的な話題が多くなります。
仕事の話だけではなく、深い会話が頻繁に行われるかどうかを見極めることができます。
好意を持っているお相手は、いつもどんな話をしてきますか?
考えてみてください。
楽しそうでも仕事の話ばかりだとすれば、単純にお仕事が好きで話しているだけかもしれません。
2.時間を割く量
相手に対して本気であれば、忙しい中でもコミュニケーションを取ろうとする努力が見られます。
職場の忙しさの中でも、相手との交流のためにどれだけ時間を割いているかが、本気度のバロメーターになり得ます。
仕事と好き度はそもそも比べるものではないですが、忙しい中でもどういったアプローチをしてくるかでも本気度は図れます。
3.将来の話題
もし相手と将来について話し合うことがあれば、本気度が高い証拠です。
ただし、これは非常にデリケートな話題であり、既婚者同士であればなおさら慎重に扱うべき内容です。
また人によってはそういった話をするけれど、実際行動には移さない人もいるので要注意です!
職場の好きな人が既婚女性だった!アプローチしてもいい?
職場の好きな人が既婚女性だった場合、アプローチしてもいいのかどうか。
アプローチがダメとはいいません。
ただお互い既婚ということは、そんな簡単にアプローチをするわけにはいきません。
何も考えずに思うがままアプローチすれば、職場では噂になり、それが大きくなると自身の家庭までに影響が出ます。
それを踏まえた上でのアプローチを検討しましょう。
職場で好意を抱く相手が既婚女性である場合は、特にそのアプローチは慎重に行う必要があります。
既婚者としての責任と倫理を考慮することはもちろん、職場の人間関係にも影響を及ぼす可能性があるからです。
お互いに気持ちが合致すれば良いかもしれませんが、それが自分の一方的な好意だった場合どうなるか考えてみてください。
アプローチされた女性は、周りの仲の良い人たちに絶対といっていいほど、「〇〇さんにこの前アプローチされたんだけど!」と話題にします。
噂というのはすぐに広まるもの。
アプローチした女性から周りに広がっていき、ネタにされてます。
一方的なアプローチをするのはNGだと覚えておきましょう!
職場でこのようなことをしてしまっては、人として問題です。
もしその女性が会社に言ってしまえば、あなたは職場から離れなくてはいけなくなるかもしれません。
まずは自分自身の感情をじっくりと見つめ直し、一時的な感情なのか、それとも長期にわたる深い感情なのかを確認しましょう。
既婚者としての立場と、その感情がもたらす可能性のある結果を真剣に考える必要があります。
次に、相手が既婚女性である以上、その立場と感情を深く尊重することが重要です。
無理に自分の感情を押し付けることなく、相手の幸福を最優先に考えるべきです。
以上、結婚してるけど職場に好きな人ができたら?既婚同士の両想いは成立かについて、複数の観点から解説していきました。
結婚していても、好きな人ができるのはとても自然なこと。
ただその気持ち、行動、言動はしっかりとコントロールしなくてはいけません。
好きになった気持ちは大切に、「大人」な対応をしていきましょう。